市街地開発

府中駅南口の駅前交通広場、ペデストリアンデッキ、地下駐車場、エレベーター等の基本設計から事業完成までに関わっています。

京王線の高架による空間を活かした駅前広場、駐車場およびペデストリアンデッキを整備する事で、ターミナル的機能を図る事を目的としています。

都市計画街路、電線共同溝、駅連絡デッキ、交通広場を一体的に計画、設計、施工監理を行ったものです。

特に新川崎駅側の駅連絡デッキは狭隘で、既存道路、宅地に近接した空間に位置し、3フロアレベルに接続する複雑な形状となっています。

京急蒲田駅前の再開発事業においては、交通広場、ペデストリアンデッキの都市計画変更段階から施工管理までの事業全体に関わっています。

駅前空間のデザインは地元住民と「景観検討会」を開催し、昔に多く植生していたあやめをモチーフとした特徴的なシェルターとするなど地元に愛される施設を目標としました。

また、ソーラーガラスや蓄電池を整備するなど震災時の対応へも配慮、バリアフリー面ではペデストリアンデッキの桁高さ600mmとすることで段差をなくすなど構造的な工夫も行っています。

バスネットワークのハブとしてモノレール駅とも結節する旭橋バスターミナルを１階、地下１階に取り込む形の再開発ビルです。

バスターミナルに接続する周辺道路の設計、工事中の代替バスターミナルに対する交通計画、交通シミュレーション、バスの実走実験を行い、円滑な事業推進に寄与しました。