新幹線

新設される西九州新幹線、長崎駅の詳細設計を行いました。

構造形式はRCラーメン高架橋です。

駅の上家は、隣接して構築される在来線長崎駅の屋根と連続した様な形状を採用しています。また、駅終端からは長崎港が見える通路を設置しています。

長崎県大村市を流れる郡川を交差角46°で渡河する２径間連続PC箱形ラーメン橋です。

低水敷部桁施工は、張出し架設としています。

橋長は64.5ｍ×2＝129ｍ、河川内の橋脚は河川の曲線部に位置していることから、円形の柱形状とし、基礎はケーソン基礎としました。

長崎駅付近に位置する3径間連続鋼合成箱桁橋で、橋長は194ｍ、最大支間長は72.5ｍです。

地上部は、JR長崎本線、長崎駅東通り線、県営バス駐車場と交差するため、高架上で組み立て、送出し架設で施工を実施しました。

景観に配慮するため、下部工はワイングラス型の壁式橋脚を採用、基礎はニューチックケーソンを採用しています。

在来線の津軽海峡線との交差区間や、既に在来線として運用している区間へ乗り入れる箇所の設計を担当しました。